2017年03月19日
リトルアーモリー・言語・宇宙ヤバい
おひさしぶりです。寒さと忙しさでネタがなかった昨今、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
●リトルアーモリー
冬の間寒かったので、リトルアーモリーを作り始めました。
リトルアーモリーはトミーテックから発売されている、1/12のミニチュア小火器キットです。
小さい。細かい。楽しい!
バレットM82A1のデカさには驚きです。
いや、小さいんですが。他のライフルとの対比的な意味で。
ガンラックや某水鳥っぽいトランクもあるので、収集がはかどります。
既にガスハンドガン1挺分以上は突っ込みましたウェヒヒ.
トップ画像の彼女は朝戸未世。
高校1年生ながら毎日M4を手に登校しています。
M4? M4ナンデ? というバックストーリーを描いた小説もあります。
小説の世界では、20世紀末に別世界からの存在「XX」に侵攻を受けて以来、民間防衛の一環として、高校生にも武装・警備をさせるようになっているのでした。
スイスかイスラエルかよってな感じですな。
で、朝戸さんにはユニークなところがあります。
彼女は幼少時の体験から、「XXと話し合うことができるのではないか?」
と考えており、任務をこなしながらもその考えが一種の心理的障壁になっている所があります。
●言語
本当にそんなことが可能なのか?
話し合う…言語で? 知性のある、生命体(であることには間違いない。殺せるわけだから。)ならば可能かもしれない。
しかし、相手が言語を用いているのかどうか、どうすればわかるのか。
ここからは現実の話です。
地球外知的生命探査研究所(SETI)の研究員であるローレンス・ドイルによれば、「イルカ」は複雑なコミュニケーション方法を有し、
その中には鳴き声による方法も含まれます。
鳴き声、つまり音声によるコミュニケーションは、一定のパターンが規則的に―あるものは頻繁に、あるものは稀に―表れることで、
単語とそれを駆使する文法が存在する蓋然性が浮かび上がります。
そして、人類の言語において、単語の登場頻度をグラフ化すると、概ね45度下がりの下降線を描く(これを「ジップの法則」と言う)のだそうです。
ちなみに、英語においてトップに登場する単語は"the"とのこと。
ドイル氏によれば、イルカの発する音声シグナルを収集・分析した結果、この45度下降線が現れたのだそうです。
つまり、イルカは言語を駆使している可能性があるということです。
ここからまたフィクション世界の話に戻ります。
ドイル氏の研究とジップの法則を受けて仮説を展開すると、リトルアーモリー世界でも、XXの発する音声シグナルを収集・分析することが
できれば、彼らが何を話しているかわかるかもしれない、ということです。
しかし、言語を理解できたところで話し合いができるでしょうか…?
会話内容が「宇宙船」や「戦闘行動」に特化しているかもしれません。
あるいはその言語が十分な語彙を備えていて、相手に通じてもこちらが相手の言語を話したことが相手の逆鱗に触れて首を折られるかもしれません。
「何が望みだ?」と問うたところで、「お前たちの死だ!」と言われたら眼も当てられない。
未知の存在とのコミュニケーションは困難そうです。
●宇宙ヤバイ
宇宙ヤバい、ヤバいわ…。話せるだけじゃダメなんやね…。
ヤバいヤバいヤバいヤバいよ...ヤバいヤバいヤバい…(四葉ちゃんの声で)。
じゃあの。
●リトルアーモリー
冬の間寒かったので、リトルアーモリーを作り始めました。
リトルアーモリーはトミーテックから発売されている、1/12のミニチュア小火器キットです。
小さい。細かい。楽しい!
バレットM82A1のデカさには驚きです。
いや、小さいんですが。他のライフルとの対比的な意味で。
ガンラックや某水鳥っぽいトランクもあるので、収集がはかどります。
既にガスハンドガン1挺分以上は突っ込みましたウェヒヒ.
トップ画像の彼女は朝戸未世。
高校1年生ながら毎日M4を手に登校しています。
M4? M4ナンデ? というバックストーリーを描いた小説もあります。
小説の世界では、20世紀末に別世界からの存在「XX」に侵攻を受けて以来、民間防衛の一環として、高校生にも武装・警備をさせるようになっているのでした。
スイスかイスラエルかよってな感じですな。
で、朝戸さんにはユニークなところがあります。
彼女は幼少時の体験から、「XXと話し合うことができるのではないか?」
と考えており、任務をこなしながらもその考えが一種の心理的障壁になっている所があります。
●言語
本当にそんなことが可能なのか?
話し合う…言語で? 知性のある、生命体(であることには間違いない。殺せるわけだから。)ならば可能かもしれない。
しかし、相手が言語を用いているのかどうか、どうすればわかるのか。
ここからは現実の話です。
地球外知的生命探査研究所(SETI)の研究員であるローレンス・ドイルによれば、「イルカ」は複雑なコミュニケーション方法を有し、
その中には鳴き声による方法も含まれます。
鳴き声、つまり音声によるコミュニケーションは、一定のパターンが規則的に―あるものは頻繁に、あるものは稀に―表れることで、
単語とそれを駆使する文法が存在する蓋然性が浮かび上がります。
そして、人類の言語において、単語の登場頻度をグラフ化すると、概ね45度下がりの下降線を描く(これを「ジップの法則」と言う)のだそうです。
ちなみに、英語においてトップに登場する単語は"the"とのこと。
ドイル氏によれば、イルカの発する音声シグナルを収集・分析した結果、この45度下降線が現れたのだそうです。
つまり、イルカは言語を駆使している可能性があるということです。
ここからまたフィクション世界の話に戻ります。
ドイル氏の研究とジップの法則を受けて仮説を展開すると、リトルアーモリー世界でも、XXの発する音声シグナルを収集・分析することが
できれば、彼らが何を話しているかわかるかもしれない、ということです。
しかし、言語を理解できたところで話し合いができるでしょうか…?
会話内容が「宇宙船」や「戦闘行動」に特化しているかもしれません。
あるいはその言語が十分な語彙を備えていて、相手に通じてもこちらが相手の言語を話したことが相手の逆鱗に触れて首を折られるかもしれません。
「何が望みだ?」と問うたところで、「お前たちの死だ!」と言われたら眼も当てられない。
未知の存在とのコミュニケーションは困難そうです。
●宇宙ヤバイ
宇宙ヤバい、ヤバいわ…。話せるだけじゃダメなんやね…。
ヤバいヤバいヤバいヤバいよ...ヤバいヤバいヤバい…(四葉ちゃんの声で)。
じゃあの。
Posted by Sheepdog at 23:19│Comments(0)
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